コレがなければ詐欺確定!インターネット異性紹介事業と受理番号とは?

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昨今、他人とコミュニケーションをとれるアプリやサイトは数多くありますが、それらが出会い系サイトか否か皆さんは判断できますか?

そもそも、出会い系とそれ以外のものに明確な区別があるのでしょうか?

そんな疑問に答えるキーワード「インターネット異性紹介事業」について説明します。

これがわかれば悪質サイトの被害や、知らずのうちに出会えないサイトを使ってしまうリスクを避けることに役立ちますので、ぜひ読んでみてください。

インターネット異性紹介事業とは何か?

ずばり、「インターネット異性紹介事業」は「出会い系サイト」のことを意味します。

普段出会い系を使っている人でも、聞きなれない言葉かと思います。

それもそのはず、「出会い系サイト」を運営する側が知っておくべき法律上の言葉なのです。

出会い系をさす法律上の言葉。その定義とは?

「インターネット異性紹介事業」は「出会い系サイト規制法」で定義されています。その内容は以下の通り。

出会い系サイトとは下記の4つの要件をすべて満たすものをいいます。

(1)  面識のない異性との交際を希望する者(異性交際希望者)の求めに応じて、その者の異性交際に関する情報をインターネット上の電子掲示板に掲載するサービスを提供していること。

(2)  異性交際希望者の異性交際に関する情報を公衆が閲覧できるサービスであること。

(3)  インターネット上の電子掲示板に掲載された情報を閲覧した異性交際希望者が、その情報を掲載した異性交際希望者と電子メール等を利用して相互に連絡することができるようにするサービスであること。

(4)  有償、無償を問わず、これらのサービスを反復継続して提供していること。

引用元 神奈川県警察 https://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesd0101.htm#syoshiki

要するに、

  • 出会いたい人のプロフやらをみんなに公開してくれる
  • そのプロフを見た人が本人とやりとりできるようにしてくれる
  • 有料か無料かは関係なし

というサービスですね

具体的にどんなサイトやアプリがあてはまるのか?

サイト、アプリ問わず異性と交流できれば「インターネット異性紹介事業」に当てはまる可能性があります。

ただ、「異性と出会うことが目的ではない」ということがハッキリしている場合は、当てはまりません。facebookやTwitter、yahoo知恵袋や草野球のメンバー募集などの趣味サイトも、異性と交流はできるかもしれませんが、出会い系とはみなされません。

規約で異性との交流を目的ではないと明示しているだけでなく、それにそぐわない内容の投稿などを削除するなどして対応している必要があります。

例として挙げれば、「暇チャット」などのチャットアプリがそうです。これらは出会い系アプリと似たような内容ですが、規約に 「異性と出会うことが目的ではない」 と明示しており、なおかつ出会い関連のワードやLINEのIDのようなメッセージはNGワードとして使うことができません。

「ただの掲示板ですよ~」と運営者が主張していても、実際に利用者たちがLINEのIDやメールアドレスを交換しているのを見て見ぬふりをしていたら「インターネット異性紹介事業」とみなされます。

出会い系サイトにも営業許可証がある?

出会い系サイト(インターネット異性紹介事業)に飲食店のような営業許可証はありませんが、代わりに「受理番号」というものがあります。

出会い系サイトを運営するのに必須な「受理番号」

出会い系サイトを運営しようとする人は、そのサービスを開始する前に警察署に必要な届け出をしなければなりません。

警察署がその人に欠格事由がないと判断した場合、届け出が受理され番号が割り当てられます。

この番号が「インターネット異性紹介事業届け出受理番号」となります。

しっかり届け出をしていれば、出会い系サイト、マッチングアプリのどちらもホームページの下端にこの番号が表示してあります。どのように番号が決まっているのかわかりませんが、だいたい3から始まる11桁の数字になっています。

出会い系サイトまたはマッチングアプリにも関わらず、HPのどこを探しても「受理番号」が見当たらない場合は、まともなサイト、アプリではありません
利用しないことを強くお勧めします。

番号があれば信用できるサイトなのか?

残念ながら、受理番号が表示されていても悪徳サイト、アプリである可能性はあります。

そもそも、「出会い系サイト規制法」は児童(18歳以下)にかかわる犯罪を防止するためのものなので、サクラや詐欺サイトを防止する決まりはありません。

また、ひどいサイトであれば、届け出をしていないにもかかわらず偽の番号をホームページに載せていることもあります。

「受理番号」の記載がなければ論外だと判断できますが、あるからといって優良サイトだと思い込まないように気を付けましょう。

「受理番号」を必要としないサイトやアプリの危険性

「出会い系じゃありません!チャットアプリです!」と立場を明確にしているサービスでも、使い方を間違えると犯罪恐喝などの被害にあう可能性があります。最悪の場合は加害者にも、、、

児童(18歳未満)と出会ってしまうリスクがある

インターネット異性紹介事業者には、本人確認書類を使用した厳正な年齢確認の義務がありますが、チャットアプリなどはそれがありません。

生年月日を入力することで年齢確認がされてるように感じますが、うその情報を入力することもできるので、あてになりません。

そのため、児童(18歳未満)も利用することができてしまいます。児童と会っていかがわしいことをすれば、当然犯罪になります。

それをネタに恐喝される可能性も

美人局のように、児童と会ってみたら知らない男たちが出てきて、「あんた未成年になにしてんの?」と脅迫され、金銭を脅し取られるという事件も実際に起きています。

ぎゃるる狩りという事件が有名ですので、調べてみるとよいかと

まとめ

いかかだったでしょうか。簡単にまとめると

  • インターネット異性紹介事業=出会い系サイトorアプリ
  • 受理番号がないサイトorアプリには触れないこと
  • 受理番号があっても優良サイトとは限らない

ですね。

マッチングアプリは今後も新しく良いものが出てくるかもしれませんが、出会い系サイトは時代的にも新規に優良サイトが生まれることはほぼないかと

出会い系サイトを利用するなら、現時点で優良とされている大手優良サイトを使うのがベストな選択だと思われます。

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