Facebookが普及し、今では世界で22億人以上、国内だけでも2,800万人が使っています。友人と日常生活を共有したり、普段繋がらない人にも直接メッセージや友達申請を送れるようになった。
しかし、これを利用して悪事を働く人たちもいます。詐欺(結婚、ビジネス関連)やアカウント乗っ取り、個人情報の無断利用など
こういった被害を防ぐにはどうすればよいでしょうか?
知らない人、知り合いになる必要のない人と友達にならない
facebookの友達申請を考えなしに承認していると、いつの間にかアカウントを乗っ取られたり、投稿した写真を詐欺や出会い系のプロフに使われてしまうことがあります。
これを避けるためには、自分の知り合いでなければ友達申請を受けないことが重要です。ここで注意してほしいのが、
”自分はまったく知らないけど、共通の友達がいる”
という場合。その友達が詐欺目的のダミーアカウントと友達になってしまっている可能性もあるので、まったく身に覚えのない人であれば申請を受けるのはやめておきましょう。
ただし、あなたが何らかの活動に人を募集している場合はこの限りではありません(趣味のサークル、イベント参加者etc)。その場合、相手からメッセージを送ってもらうようにしましょう。
ご存知かと思いますが、facebookにはメッセンジャーという機能があり、専用のアプリも存在します。facebook内で友達同士になっていなくてもメッセージを送ることができるので、面識がないけど繋がりたい相手には、その旨をメッセージで送ってもらうことをお勧めします。
反対に言えば、何のメッセージもなく送られてくる友達申請で知り合いでもないのであれば申請を受ける必要はないということです。
公開範囲を友達のみにする
facebookのプロフィールや投稿が表示されるタイムラインは、初期設定のままだと、だれでも見ることができてしまいます。
「別にみられてもいい!むしろ見てほしい!」
という人もいるかもしれませんが、そのままにしておくと、投稿した写真やプロフィールを詐欺師たちに盗用される可能性があります。
勝手にダウンロードされた皆さんの写真の使い道は、なりすましアカウントや、結婚詐欺や詐欺出会い系サイトのプロフィールに無断で使われます。
実質的な被害がないとしても、人を騙すのに自分の写真を使われるのは嫌ですよね。
こういった被害を避けるためにも、アカウントの設定でプロフィールやタイムラインの公開範囲を変えることができます。公開範囲を友達のみにすれば、facebook上で友達になっていない人はタイムラインなどを見ることができません。
ただし、詐欺師たちはこういった設定をしている人から写真やプロフィールを盗むために、偽のアカウントを作って友達申請してきます。
くれぐれも見知らぬ人からの友達申請を受けないようにしましょう。
有名人はfacebookで友達を探さない
迷惑メールや出会い系詐欺でも使い古された手ですが、facebook内でも、芸能人になりすまして化粧品などを販売している(実際には購入できない)アカウントがあります。
芸能人やスポーツ選手、アイドルなどの写真を盗用し、偽のアカウントを作り上げ、偽の商品やサービスを購入させるのが詐欺師たちの目的です。
もちろん詐欺なので、商品やサービスは存在しません。お金を振り込んだら最後、アカウントを削除して逃げられてしまいます。
ほとんどの場合、芸能人やスポーツ選手は、個人ページというサービスを利用して自分の公式ページを持っています。そして個人的な利用ではなく、ビジネスが目的です。
見ず知らずの人にメッセージや友達申請をすることはありえないので、くれぐれも申請を受けないよう気を付けましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。SNSにも詐欺師たちは存在します。みなさんの情報を悪用されるのを防ぎ、被害に会わないためにも友達になる相手は選びましょう。
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