チャットアプリとは、その名の通りチャット(文字でのやり取り)をするためのアプリです。
有名なものはLINEやメッセンジャーがあります。この記事を読んでいる皆さんも日ごろお世話になっていますよね。
LINEやメッセンジャーでやり取りする相手は、ほとんどが友達やクラスメイト、会社の同僚など日常での繋がりがある人たちではありませんか?
そして、そういった人たちには相談できない悩みがあったり、趣味が合わなくて話したくても話せない話題があると思います。相手を知っている分、気を使ってしまうこともありますよね。
実は、チャットアプリの中には日常生活とは何も関係のない、まったく新しい話し相手を見つけられるものがあるのです。
今回の記事ではそんな新たな友達を開拓し、うまくいけば恋人ができてしまうかもしれないアプリをご紹介します。
LINEやメッセンジャーとは違うチャットアプリ
チャットアプリは数多くリリースされていて、その特徴もアプリによって違いますが、基本的に使える機能は以下の通りです。
アプリ内で話し相手を見つけることができる
同じアプリを使っている人同士でチャットを始めることができます。チャットする相手の決まり方には大きく分けて以下の2通りあります。
- 簡単なプロフィールのような文章から相手を選ぶ
- ログインしている人の中から完全にランダムに選ばれる
これらは1対1の場合ですが、アプリによっては掲示板のように複数人で話すことができる機能もあります。
さらに通話ができるアプリもある?
「チャットだけじゃ話し足りない」
「通話でじっくり話したい」
「人の声を聴きたくなるときがある」
こう思う人たちも多いのではないでしょうか?いきなり通話ではなくとも、仲良くなった相手とは直接話してみたくなりますよね。
そんな人の要望にも応えるアプリも存在します。先ほど説明した機能に加えて通話ができるものと、完全にランダムで選ばれた相手と通話するタイプがあります。
具体的に3つのタイプのアプリを紹介
いくつもあるチャットアプリの中から、代表的なものを3つ紹介します。
ランダムチャット
ランダムチャットはその名の通り、ランダムで選ばれた相手とチャットができるアプリです。相手を友達として登録することもできるので、気に入った相手ともう一度チャットすることもできます。
他にも、掲示板のような機能もあり、
「○○試験に詳しい人いますか?」、「○○って映画を観た人語りましょう!」
のようにトピックをたてて、集まった人たちでグループチャットをすることもできます。
もちろんそこから友達登録もできるので、話が合う人と1対1のチャットを始めるなんて使い方もできます。
暇チャット
暇チャットはログインしているユーザーが一覧で表示され、気になる相手に「ども」したり(facebookのいいね的なもの)メッセージを送ってチャットをはじめます。
ユーザーの一覧は、プロフィール画像と1行の自己紹介で表示されます。右側には「ども」ボタンがあり、これをタップすることでメッセージを考えずとも相手に「話しましょ~」という意思を伝えることができます。
ただ、複数の人から「ども」されることがあるので、プロフィールによっては
- いろんな人から「ども」やメッセージが返事できないくらい大量に来る
- 「ども」やメッセージを送っても全然返信が来ない…
ということが起こります。最初から1対1になれるランダムチャットに比べると、手軽さは少し劣りますが、それでも相手を選べるのは魅力的です。
友達作りTalk
友達作りTalkはチャットアプリというよりは出会い系に近いタイプです。
プロフィールに
- 画像
- 年齢
- 性別
- 地域
- 自己紹介
を設定できるので、先に紹介した2つのアプリに比べて、チャットをする前に得られる相手の情報が多いです。
暇チャットと同じようにログインユーザーが一覧で表示されるので、その中から気になる相手に友達申請を送り、相手に承認されたらチャットが始まります。
また、地域や年齢などで表示されるユーザーを絞ることもできます。
「こういう相手と話したい」ってのがある程度決まっている人や、「何も情報のない相手と話すのはいやだ」という人にはおすすめできるかと
それってもしかして、出会い系?
ここまで読んでみて
「それってもはや出会い系なんじゃないの?」
と思ったかたもいると思います。
しかし、これらのアプリは出会い系ではありません。その理由をここから説明してゆきます。
出会い目的の利用はNG
これらのアプリは利用規約には必ず以下のような文章が含まれています。
異性との出会いや性的関係を持つことを目的として本アプリを利用すること。
ひまチャット利用規約:https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/himachat-term/term-and.html
そして、規約に反する使い方をすると、運営はメッセージの削除やアカウントの凍結といった対応をします。NGワードが設定されていて、それが含まれる文章は相手に送れないこともあります。
なぜこのような規約や対処が必要かというと、たとえ運営者が男女関係なく交流する場を提供する目的だったとしても、実際にユーザーが出会い目的で使ってるのを野放しにしていれば、警察から出会い系とみなされるからです。
出会い系はインターネット異性紹介事業といって、運営するのに警察署への届け出が義務付けられています。
これは児童の安全を守るために「出会い系サイト規制法」で定められたものであり、申請していないにもかかわらず出会い系とみなされれば、この義務を怠ったことになり、アプリの運営を続けることはできません。
だからといって出会えないわけではない?
え?出会うのはダメなんじゃないの?
いえいえ、基本的にはNGなんですが出会うことはできます。連絡先の交換や出会いに関係する情報は使えないので
「すごく話が合うな~、この人ならLINE使ってやり取りしてもいいかも」
と思っても、「LINE」や「ID」がNGワードだったり英数字の並びがNGだったりするのですが、、、
言葉とは便利なもので、NGワードが設定されているとはいえ他の言葉で伝えることができるんですね。具体的に説明するのは控えますが、、、
また、アカウント凍結されたり、実際に出会った人とトラブルが起こる可能性もありますので、実行する場合は自己責任で行ってください。
これらのアプリは出会い系サイトと違い、年齢確認が行われなかったり、あったとしても厳密ではありません。そのため、そうと知らずに18歳未満の相手と出会ってしまい、最悪の場合は警察に逮捕されます。また、それをネタに恐喝されることもあるので十分注意しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。簡単にまとめると
- 話し相手を見るけられるチャットアプリがある
- それぞれ機能も違う
- あくまで出会うために使うのはNG
となります。話し相手をサクッと見つけられるアプリなので、気になった人は使ってみてください。暇つぶしや寂しいときの話し相手を探すのにもってこいです。
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