意図せずに18歳未満と出会い犯罪者になることを避けるには?

逮捕 法律 出会い

出会い系サイトやSNSなど、ネット上で出会う方法はいくらでもありますが、相手の年齢が18歳以上だと保証されているものは意外と少ないです。

18未満の相手と出会い、そうと知らずに関係を深めてしまえば、訴えられて逮捕される可能性は十分あります。知らなかったではすみません。

18歳未満の相手とのセックス(類似する行為も含む)は「児童福祉法」や各都道府県の「青少年保護育成条例」で禁止されており、違法です。(13歳以上かつ真摯な交際の上での行為を除く)

あなたが出会いに使っているサービスは、18歳未満の利用をキチンと制限していますか?

SNSやマッチングアプリ、出会い系サイトなどなど、出会いに使われるサービスの年齢確認事情を

  • 対象年齢
  • 年齢確認の有無
  • 年齢確認の方法

この3つを中心に確認してみましょう。

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大手SNSの対象年齢

主要なSNSの年齢確認事情は以下の通りです。

対象年齢認証無しで利用可能か確認方法
LINEなしID、番号検索は認証必要キャリア連携
カカオトークなし(未成年は親権者の同意が必要)利用可能なし
Twitter13歳以上利用可能自己申告
facebook13歳以上利用可能自己申告
主要なSNSの対象年齢と年齢確認について

SNSは出会い系やマッチングアプリと違い、法律で年齢制限を義務付けられていません。多くのSNSは13歳以上であれば利用可能と規約に書かれています。(以下はTwitterの利用規約)

本サービスを利用できるのは、…(中略)…また、いかなる場合においても、本サービスを利用するためには少なくとも13歳(Periscopeの場合には16歳)以上でなければならないものとします。

Twitter 利用規約 https://twitter.com/ja/tos

そんな中、LINEだけは18歳未満のユーザーに対して、利用できる機能を制限しています。

その機能は、”ID・番号検索”です。直接会うことなくLINE上で”友だち”になれるため、18歳未満の利用者が事件に巻き込まれることを避けるための処置でしょう。

ネットで誰かと知り合う場合には、LINEのID交換をすることによってお互いに18歳以上であることを確認できそうですね。

一方、LINEとほぼ同じ機能を持つカカオトークは年齢確認せずともID検索できてしまうため、注意が必要です。

キャリア連携とは?:携帯のキャリア(docomo、softbank、au)と連携することで年齢確認をしています。そのため、格安スマホなどLINEと連携をとっていないキャリアでは、基本的に年齢認証できませんのでご注意を。

チャットアプリ(非出会い系)の年齢制限

ランダムで匿名の相手とチャットや通話が出来るアプリ、使ったことありますか?

これらは出会いを目的としていないため、法律で年齢確認を義務付けられておらず、アプリ内で身分証やキャリア連携を求められることはありません。

その一方、LINEなどのID交換や電話番号の交換は、基本的に利用規約で禁止されています。厳しいアプリでは「電話」「連絡先」「ID」などの出会いに関連するワードが使用できない場合もあり、使い方を間違えればBANされることもあります。

暇つぶしや話し相手を求めているだけならば問題ありませんが、仲良くなって「実際に会ってみる?」となるケースもゼロはありません。

そうなると、無理くり連絡先を交換するユーザーもいますが、規約違反になるので運営から何を言われても文句は言えません。

もし連絡先を交換するならば、せめてLINEのID交換にしましょう。意図せず18歳未満の相手と出会うことを避けられます。

[補足]偽出会い系、詐欺アプリ

出会い系を語る詐欺アプリは、年齢確認がありません。

(そもそもこれらのアプリ内は出会うことがほぼ不可能なので利用する必要はありませんが、一応説明しておきます)

これには理由があり、そのアプリが出会い系サービスとして、公安委員会から認可を受けていないからです。認可を受けずに”出会いを目的としたサービス”を提供していれば違法になります。

ゆえに、偽出会い系や詐欺アプリは、出会えるような広告、説明をしておきながら、規約にはちゃっかり「出会い目的禁止」と書いています。詐欺サイト、アプリの常套手段ですね。

うさん臭い出会い系を利用するのは、お金をどぶに捨てる可能性が大きいですし、時間と労力も無駄になります。スルーしましょう

出会い系サイト・アプリの年齢制限

まともな出会い系、マッチングアプリであれば、主要とするサービスを利用するために年齢確認が必ず求められます。

大手出会い系サイトの対象年齢、認証方法

大手優良サイトの年齢制限は以下の通り

対象年齢年齢確認が必要な機能確認方法
PC-MAX18歳以上メッセージ送信身分証明書、クレジットカード
Jメール18歳以上メール開封、送信身分証明書、クレジットカード
大手出会い系サイトの年齢制限と確認方法

基本的に大手出会い系の場合は

  • 身分証明書の写真を送る
  • クレジットカード認証

この2択になります。

身分証を送る方法では、免許証やパスポート、健康保険証等の写真を撮ってアプリやサイト上で送るというもの。送られた写真はスタッフの手作業で確認されます。

クレジットカード認証とは、サイト内のポイントをクレジットカードで購入することで、年齢確認を行うものです。

18歳以上(高校生を除く)でなければカードを作ることができないので

クレカで支払い可能=18歳以上(高校生を除く)

というわけです。

マッチングアプリの年齢制限

有名どころのマッチングアプリの年齢制限は以下の通り

対象年齢年齢確認が必要な機能確認方法
Pairs18歳以上(高校生を除く)マッチ後、メッセージのやり取り身分証明書(画像送信)
Tinder18歳以上マッチ後、メッセージのやり取り身分証明書(画像送信)
Omiai18歳以上(高校生を除く)マッチ後、メッセージのやり取り身分証明書(画像送信)
主要なマッチングアプリの年齢制限と確認方法

上記以外のアプリでも、マッチするだけなら年齢確認の必要はないが、その先のメッセージのやり取りには年齢確認必須。という仕様が多いです。

マッチングアプリは出会い系と同じく、インターネット異性紹介事業であるため、年齢確認が法律で義務付けられています。SNSと違い自己申告での年齢確認はあり得ません。

逆に考えれば、年齢認証のない、もしくはユルいマッチングアプリはまともな運営ではありません。それは出会い系の皮をかぶった詐欺アプリか、「出会い目的で利用不可」の偽出会い系でしょう。

海外アプリであるTinderは、以前まで年齢認証が必要ありませんでした。しかし、2020年からは他のアプリ同様、年齢認証が必要となっています。

結論:どうすれば意図せず未成年と会うことを避けられるか

出会いを求めるのであれば、きちんと「インターネット異性紹介事業者」として認可を受けている大手優良サイト・アプリを使うこと。

もしTwitterやチャットアプリなど、18歳未満でも使えるサービスで仲良くなった相手と会う場合は、LINEのID交換で連絡先を交換すること。

相手がLINEのID交換を使えない、または嫌がる場合には18歳未満のためLINEで年齢認証できない可能性が高いです。

もちろん

「普段、友達や仕事関係とのやりとりで使っているからネットで知り合った人と連絡とってると知られたくない」

という理由でLINEを嫌がるケースもありますが、LINEの代わりにカカオトークなど使う場合には年齢のリスクがあるということをお忘れなく

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